校正に対する姿勢 MENUを開く

優れた校正者を育てることと、優れた校閲部を組織することは、重なる部分もありますが基本的には違う行為です。
個としての校正者は、専門性を深めていくか汎用性を広げていくかによって、磨かれますが、チームとして優秀であるためには、世代・知識などの層の厚さが求められています。

鴎来堂ではそれらを両立させるために、担当部署を分けて機能させるようにしています。
職人としての技術を磨いていくための校閲部と、専門職のネットワークを構築するための制作管理部に職能を分けることによって、深い専門性と広い汎用性を両立することができるようになりました。
日々の業務をルーチンにせず、編集さんのご要望などをまとめる部署として営業部が機能し、質にこだわった校正・校閲をお返しするように努めています。

また、要所にコンピュータを用いて校正・校閲の一助としています。
sed、正規表現などを使った簡易的なテキスト検索から、Perlやマクロを用いたデータ校正で、ルビを自動で振ったり、原稿整理としての作業に関して、その精度を飛躍的に高めることができました。

社内に組版装幀室を持つことにより、さらにデータを使った校正の連携をとることができるようになりました。
組版→内校→校正という隣同士の流れを、弊社の内部で行うことによって、大きなスピードメリットを生み出すことができるようになりました。

書籍の校正・校閲は専門性の高い職業ですので、近年は業界全体で校正者の高年齢化がすすんでいるように思われます。校閲伎能涵養室は校正者の教育を目的に設置された部署で、若い校正者を育てる「かもめ校正塾」という教育事業を行っています。

校正・校閲を核として、書籍制作に関しての利便性を高めていくことが、鴎来堂のめざすゴールの一つです。

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